当院では、患者様とのコミュニケーションを重点に置き、レントゲンをとり、それを見ながら解りやすく歯の状態、治療方針を説明します。常に最新の虫歯治療を取り入れ軽度の虫歯から、根管治療まで無痛治療を心がけて診療しています。

虫歯診断装置

ダイアグノデントペン

従来の視診、レントゲン検査では、分かりにくい部分がありました。ダイアグノデントペンでは、レーザー光を使った検査を行うことによって、 歯を傷めずに深いところの虫歯の検査も出来るようになりました。 虫歯の程度が数値で表示されますので、より正確な虫歯の診断が可能です。 もちろん検査での痛みなどは全くありません。

歯をなくす1番の原因は歯周病です。痛みなどの自覚症状がほとんどないないため定期的な検査をおすすめします。
歯周病検査では、プラークの付着、ポケットの深さ、歯槽骨の吸収程度、歯の動揺など、それぞれの患者さんの症状にあわせた治療計画をたてて治療を行います。

歯周病治療

歯周病(歯槽膿漏)ってどんな病気?

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯茎の境目(歯周ポケット)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し、歯茎の辺縁が炎症をおびて赤くなったり、腫れたりします。
進行すると歯と歯茎の境目が深くなり、歯を支える骨がなくなり、最期は歯が抜けてしまう病気です。

原因

歯周病の原因は?

次のことも、歯周病を進行させる因子となります。

  • 歯ぎしり、くいしばり、かみしめ
  • 不適合な義歯やブリッジ
  • 不規則な食習慣
  • ストレス
  • 疾患による影響(糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常)
  • 薬の長期服薬
  • 喫煙

ジュン歯科クリニックでは、患者様とのコミュニケーションを重点に置き、レントゲンをとり、それを見ながら、解りやすく歯の状態、治療方針を説明します。

治療法

軽度の歯周病治療

軽度の歯周病の場合は、プラークコントロールだけで治療が十分可能です。 歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の蓄積です。したがってきちんとしたブラッシング指導を行い、プラーク(歯垢)を徹底的に除去して行くことにより健康な状態に戻ります。

 歯石除去

歯石は、唾液の中のカルシウムによりプラークが石灰化し、歯の表面に付着したものです。表面がざらざらしているため、歯磨きでは、歯石除去を困難にし、歯周病の原因にもなります。歯ブラシなどを使用しても、患者様ご自身では除去する事ができません。そのため、スケーラーと呼ばれる器具を用いて、歯科衛生士によって専用の超音波の機械を使用し除去します。

中度の歯周病治療

中度の歯周病の場合、歯周ポケットが深くなり、歯根にも歯石とプラークが停滞した状態になります。この場合、歯根の表面についた歯石とプラークの除去(歯肉緑下スケーリング)が必要になって来ます。 歯石とプラークを除去した後は、歯の表面にプラークがつきにくい状態にします。

重度の歯周病治療

重度の歯周病治療の場合でも、基本的にはプラークコントロールを中心に歯石とプラークを除去する事を中心に治療して行きますが、どうしてもやむ得ない場合は、抜歯をおすすめする事もあります。
歯周ポケットの中に入った歯石とプラークを歯肉緑下スケーリングにより、どうしても完全に除去出来なかった場合、歯肉を切開し歯根が見えた状態で完全に歯石とプラークを除去して行きます。
※当院では、麻酔をして治療をします。

当院では、虫歯と歯周病予防に力を入れております。ブラッシング指導やフッ素塗布、歯科検診など積極的に取り組んでいます。PMTCなど最新の予防治療も積極的に取り組んでおります。

治療法

PMTC(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)

PMTCとは、どうしても歯ブラシの届きにくい所や汚れがたまりやすい所を、歯科医院で専門的な器具を用いてクリーニングをする事です。
PMTCには、虫歯や歯周病を予防し歯質の強化とともに、歯の着色を除去し、光沢のあるきれいな歯を保つなどの効果があります。
特に、タバコのヤニや茶渋など着色が気になる方や歯槽膿漏、口臭の気になる方にお勧めです。
※保険外治療になります

フッ素塗布

フッ素を使用する事により歯の表面であるエナメル質の結晶が硬く強くなり、虫歯になりにくい歯になります。歯科医院でフッ素塗布を行った後も、家庭でフッ素入りの歯磨き粉などを使用するとより効果的です。
※保険外治療になります

MFT(口腔筋機能療法)

MFT(口腔筋機能療法)は、歯並びや噛み合わせ、口腔内の機能を改善するためのトレーニングです。MFTの主な目的は、口腔周囲の筋肉の機能を正常化し、正しい舌の位置や唇の閉じ方を習慣化することです。特に、矯正治療を受ける方や口呼吸の改善を目指す方に効果的です。
MFTは、叢生(乱杭歯)、開咬(オープンバイト)、過蓋咬合(ディープバイト)、上顎前突(出っ歯)、反対咬合(受け口)などの歯並びの問題に効果的です。具体的には、舌の位置や、唇の閉じ方を学び、頬の筋肉を鍛えるトレーニングを行います。
食事については、嚙んで食べる行為は、口や舌、顎の筋肉を鍛え、唾液腺を刺激して唾液を分泌させるなど、口腔機能を鍛えるトレーニングになります。1品でよいので、歯応えのある硬いものを口にすることも継続すると立派なトレーニングになります。

メリット
歯並びの改善に期待できる 口呼吸が改善される 発音が向上する顔の筋肉のバランスが向上する
睡眠の質が向上する 矯正治療の効果が上がる